音読

音読との出会いは、今からかれこれ50年以上前、中3の夏休みの前に英語の先生からの受験勉強のアドバイスで、「とにかく教科書を声を出して読みなさい」と、今でいう音読をすすめられ、何も考えずただ口を動かしているだけで受験勉強してる気分になるなら楽だな〜と、以来音読信者です。


当時はお手本など何もない、ただカタカナ英語をひたすら自己流で発声していました。


高校に入ると、英語の授業では、大きなテープレコーダで、その日勉強するところのnativeナレーションを聞いてから授業が始まりました。


当時はnativeナレーションの入ったテープをどうしたら手に入れられるかも分からず、高3の夏休みの受験勉強は、英語の先生に頼み込んで借りてきたテープを聞きながら音読していましたが、所詮アホですから、英語は全く身につきませんでした😆


そもそも戦後生まれの私たちは、「日本はアメリカの植民地ではない!」くらいの意気込みで、英語の勉強に抵抗があったような時代でした。万国共通語としてはエスペラント語なんてのがあって、しっかり勉強しているクラスメートもいるくらいでした。


高校を卒業してから全く英語の勉強はしたことありませんでしたが、50年以上経って、つい1年半前、英語でも始めようかな〜と思い立った時、ほとんど頭を使わない懐かしい音読を基本に始めたのでした。

 

これが病みつきで、喉に悪いんじゃないかと思われるほどやってまして、去年の8月、耳鼻咽喉科で診てもらったら、全然問題ないからどんどんやって大丈夫ですと言われて、ますますやったらちょっと喉が悲鳴をあげてきたようなので、最近は毎日の音読の量、2時間以上だったのを1時間くらいに減らしてます😆